独り言 その15 ジャッジメントデイ… その時どう動くのか?

5/17の大阪都構想の是非を問う住民投票まで残り僅かになった。
ここまで周知に奔走せず(マスコミが市長側のプロパガンダを買って出ていないところにも、その原因があると思う)、結局「やらせてください」と、某ミンスが政権交代詐欺をやってのけた時と同じような殺し文句しか言えなくなっている状態。写し鏡のような、主張ぶりにそっぽを向く市民が多くいるのは、むしろ当然の結果と言えるだろう。


だいたい、都構想反対派の人々と意見を交わそうとしないところに胡散臭さを感じ取るのだ。昨年だったか、従軍慰安婦とこの市長との面会を、向うから設定しておきながら、ドタキャンするといった事態があったが、これも、市長に真実を突っ込まれると具合が悪いから逃げたとみるのが普通である。同じことを市長サイドがやっている。これすなわち、反対されると、きっちり論破されることを嫌って逃げている、と揶揄されることを踏まえてやっているのだとすれば、マイナスの面こそあれ、プラスにはどうしても触れようがない。

そして、都構想賛成派には、明確なビジョンがない。ここを反対派に突っ込まれ続けているというのが現状である。二重行政がどうとか、言っている割には、一本化したり、特別区を作ったことによる大きなメリットとかを説明してくれたためしがない。

そう思って、都構想の概要を示す、維新作成と思われるHPを見てみた。
結構なことが書いてあるのだが、中でも面白いのが、「負の遺産」のオンパレード。もちろん、現市長が知事時代に建設等にかかわったものは皆無なのだが、人の失敗をあげつらって、こんなにダメだったんですよ、というあたりは、府・市両方を貶めているように見えなくもない。もちろん、これらをどうこうしようとかの提案もなし。
数字で見る二重行政の項目も、GDPが減少している・会社が逃げていくのがそのせいだといわんばかり。絶対行政と関係のない部分…中小企業が多いため、廃業を余儀なくされている、行政とは無関係な要素…を伏せている、というか、数字にごまかされてしまっている。
ビジョンという面でもかなりの大風呂敷だ。特に一大阪府だけで済む問題ではないところにも首を突っ込んでいる(高速やら鉄道やらは、国土交通省の所管。これだけのビッグプロジェクトを都構想にすればやれる、というところが「やるやる詐欺」をほうふつとさせる)。

もちろん、やったことのない改革だから、「絵に描いた餅」状態で説明しにくい面はよくわかる。とはいえ、生活保護の問題でも、都構想にしたらすべて解決!! と言いたげな数字の羅列は、説得力に欠ける部分である。

世論調査では市長サイドにアゲインストな結果が出ている大阪都構想。変えたくない、のではなく、変えてしまったらとんでもないことが起こり得る、という、「ミンスシンドローム」と言ってもいい、恐怖心に取りつかれているのが今の大阪市民だと思う。改革は悪いことではないのだが、市長側が全貌を明らかにしていない、何か別のことが噴出することを恐れている結果がそうさせているのだろう。まあ、5/17、市長の苦渋に満ちた、これまで見たこともない落胆した表情を見ることになるだろう。

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