中川財務大臣の辞任は至極当然だとの声が高い。しかし、任命責任を負うべき総理大臣は当初慰留したという。
「泣いて馬謖を斬る」なんていう故事を知らないのか、慰留に至った経緯は知らないが、世界中の恥さらしになった人物をまだ手元に置いておくというその神経がわからない。
当の本人も当初は辞めるつもりはさらさらなかったらしい。むしろ開き直りともとれる発言すらしていた。しかし、国会が空転するに至って、あわててやめると言い出したのである。空気の読めない閣僚である。
世間が不況だ、仕事ないとあたふたしているさなかのこのどたばた劇。いい加減幕引きしたいところなのだが…。
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